松島研人
新型コロナウイルス対策の国の持続化給付金をだまし取ったとして、愛知県警は24日、滋賀県守山市の会社員仙波大督容疑者(29)ら男4人を詐欺の疑いで逮捕・送検したと発表した。
県警は、申請方法の指南が名古屋市の繁華街にある風俗店で行われ、同店の女性従業員を含む男女約10人の名義で虚偽申請がされていたとみて、余罪を調べている。
ほかに逮捕されたのは、京都市南区の無職宇田凱(25)、名古屋市南区の自称グラフィックデザイナー広瀬孝仁(36)、住所不定無職西尾大志(27)の3容疑者。捜査4課によると、4人は共謀し、昨年5~6月、広瀬容疑者にうその申請をさせて持続化給付金100万円をだまし取った疑いがある。西尾容疑者は「うその申請だと知らなかった」と話し、他の3人は容疑を認めているという。
仙波容疑者と宇田容疑者は同様の不正受給をしたとして詐欺罪で公判中。(松島研人)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル